GFCマガジン

magazine

越前パラデシア周辺情報

恐竜王国・福井の人気スポット「福井県立恐竜博物館」で太古の世界を体感しよう!

日本最大の恐竜化石発掘現場を有する恐竜大国・福井県。日本で発掘された恐竜化石の内、約8割が福井県で見つかっており、“フクイサウルス”や“フクイラプトル”といった“福井”の名を冠した恐竜も多数存在しています。

今回はそんな福井県が誇る人気スポット「福井県立恐竜博物館」を徹底調査!展示や体験、グルメなど、一日いても遊びきれないその魅力をご紹介します。

 

広さ約4,500㎡!世界三大恐竜博物館に選ばれた「福井県立恐竜博物館」

のどかな田園風景を眺めながら車を走らせていると、突如現れるドーム型の謎の建物。銀色に輝くこちらの施設が、今回ご紹介する「福井県立恐竜博物館」です。

国内最大級を誇る展示室の総面積は、なんと約4,500㎡!広大な敷地に展示された骨格標本や化石類は学術的にも高い評価を受けており、カナダの「ロイヤル・ティレル古生物学博物館」、中国の「自責恐竜博物館」と並び、世界三大恐竜博物館に選ばれているのだとか。2023年にリニューアルオープンし、展示内容や内装がさらにパワーアップしたと評判です。

博物館の入口では、高さ16m、イタリアデザイン界の巨匠・アレッサンドロ・メンディーニ氏が手掛けたモニュメント『レインボーサウルス』がお出迎え。

こちらは“恐竜エキスポふくい2000”開催時のシンボルモニュメントとして制作されたもの。穏やかな表情と温かいまなざしで、来館者の笑顔を見守ってくれています。

それではさっそく、館内へ入ってみましょう。

 

全身骨格がなんと50体!度肝を抜かれる恐竜骨格展示

地上3階・地下1階建ての「福井県立恐竜博物館」は、常設展示室や化石発掘体験室、ギャラリーなどを備えた『本館』と、特別展示や多目的ホールを有する『新館』に分かれています。

新館の目玉は、こちらの“恐竜の塔”!3階建ての建物のてっぺんまで届くこちらのシンボルモニュメントは、福井県で見つかった5体の恐竜と1羽の鳥で構成されているそうです。

新館には高さ9m・幅48mの大型モニターで没入感たっぷりの映像が愉しめる特別展示室や、貴重な展示物が保管されている収蔵庫を完備。特別展示室では時折、企画展も開催されますよ。

続いて、千数百点もの展示物が並ぶ本館・常設展示室へ。こちらは『恐竜の世界』『地球の化学』『生命の歴史』と3つのゾーンに分かれています。

『恐竜の世界』ゾーンでひときわ人だかりができていたのが、こちらのティラノサウルスロボット

全長7.2mで、声も動きも迫力満点!リニューアルオープンではロボットの周囲にあった壁が撤去され、より間近でその力強さを体感できるようになりました。

「福井県立恐竜博物館」ではさらに、リニューアルで新しく加わった展示物がずらり。

例えばこちらの巨大な化石。実は海外の博物館から借り入れた、貴重なブラキロフォサウルスのミイラ化石なのです。

ミイラ化石とは、皮膚や筋肉の組織が保存され、まるでミイラのような状態となった化石のこと。亡くなった恐竜がすぐに砂や泥に埋もれ乾燥することで、他の動物に掘り返されたり腐敗することなく状態保存された、非常に珍しい化石です。

さらに館内にはダイナミックな恐竜の全身骨格が50体も!どの展示も驚くほど至近距離で鑑賞できるので、ついつい見入ってしまいます。

(なかなか見ることができない下からのアングルも!)

生態系の頂点に君臨していた『獣脚類』、頭に角や襟飾りがある『角竜類』など、分類ごとに展示がされていたり…

戦闘中の姿のまま化石になってしまったものも!

展示物には丁寧な解説も施されており、知識欲が高まります。

『生命の歴史』ゾーンでは、生命の誕生から人類の出現まで、46億年にも及ぶ“生命の歴史”を、当時を生きた骨格標本や化石と共にご紹介。

海の爬虫類コーナーでは、史上最大のカメと言われるアーケロンが空中を優雅に泳いでいました。

哺乳類コーナーでは、マンモスやオオツノジカの巨体に思わず息をのむ場面も。

『地球の化学』ゾーンでは、陸上から深海、果ては地球の内側まで、私たちが暮らす地球について、多彩な展示物を基に分析。

本物の隕石を鑑賞したり、堆積物から化石ができる仕組みを学んだり、顕微鏡で岩石を観察したり、知的好奇心をくすぐる展示が盛りだくさんです。

「福井県立恐竜博物館」を訪れたら、ぜひお気に入りの展示物を見つけてみてくださいね。

 

過去の時代にタイムスリップ?!ジオラマが誘う太古の世界

続いて館内をまわっていると、目の前に巨大なブラキオサウルスが!

前足を高く上げて、樹上の葉を食んでいます。

「福井県立恐竜博物館」ではこのように、躍動感のある恐竜のオブジェが集結!まるで太古の世界に迷い込んできたような、大迫力の世界をお愉しみいただけます。

館内では恐竜の暮らしを体感できる短編ムービーや、ジオラマと一緒に写真が撮れるフォトスポットも。大人も子供も夢中になれる仕掛けが、あちこちに散りばめられています。

 

研究員気分を味わえる、とっておきの化石発掘体験

「福井県立恐竜博物館」では、本格的な器具を使った“化石発掘体験”も魅力のひとつ。館内のラボを巡りながら、発掘・クリーニング・観察と、3つのプロセスを体験できます。

発掘に使われる岩石は、すべて福井県勝山市北谷の恐竜化石発掘現場から運ばれてきたもの。発掘作業やクリーニングで使うツールや化石の内部を調べるX線CTスキャナーも、実際に研究に使われているものを使用するため、研究所の一員になったつもりで体験に臨めます。


※写真はイメージです

4月下旬から11月上旬まで開催されるのは、『T-rex頭部復元』体験。ヒントを頼りに参加者同士で協力しながら、原寸大のティラノサウルスの頭骨を組み立てていくプログラムです。

体験に使用する頭骨は、本物の化石を基に博物館の研究員が監修・製作したもの。内部まで正確に復元されているので、骨の構造や仕組みをじっくり学ぶことができます。


※写真はイメージです

より実践的な化石発掘体験をしてみたい方は、「福井県立恐竜博物館」から専用バスで行く「野外恐竜博物館」へ。

日本最大の恐竜化石発掘現場を見学しながら、化石発掘に挑戦できます。ご自身の手で、歴史を変える世紀の大発見ができるかもしれませんよ!

 

料理やドリンクも恐竜づくし!博物館限定グルメに舌鼓

開館と同時に博物館を巡るなら、ランチスポットのチェックは必須。「福井県立恐竜博物館」周辺には、この場所ならではの“恐竜グルメ”を愉しめるレストランやカフェ、屋台が一堂に揃います。

中でも今回は、観光案内所を併設した飲食物販施設「ジオターミナル」内にあるレストラン「ザウルスキッチン」をセレクト。子供たちに大人気の名物メニュー、レンジャーランチボックスを購入してみました。

迷彩柄のサファリジープをイメージしたこちらのボックス。コック帽をかぶった恐竜が運転していたり、屋根のライフル部分が持ち手になっていたりと、遊び心がありつつ、非常にこだわりを感じるデザインとなっています。

気になる中身はこちら!

T-rex気分でかぶりつきたい骨付きフランクフルトや溶岩を思わせるトマトスパゲティ、ミニサイズで食べやすいデニッシュ&クロワッサンなどで、お腹をしっかり満たしてくれます。

ランチボックスにはおまけのおもちゃが付いており、何が入っているかはお愉しみ。この時は精巧な恐竜フィギュアがセットになっていました。(メニューやおまけの内容は、変更になる場合がございます)

博物館内にはスピノサウルスをモチーフにしたカレーや、自分でトッピングをしながら恐竜の歴史をおいしく学べるプチデコレーションケーキ、ボルガライスやソースカツ丼といったご当地メニューを味わえるレストランもご用意。

さらに館内のミュージアムショップでは情報量豊富な図録をはじめ、お菓子やファッションアイテム、おもちゃ、文具など、オリジナルグッズが充実!特に「小学館NEO」が監修したお子様用図録は、解説がわかりやすく、恐竜博士顔負けの知識を得られますよ。

来館記念の思い出作りや親しい方へのお土産探しに、ぜひご活用ください。

 

特別列車&バスの運行も!気になる博物館へのアクセス方法

 

電車&バスの場合

北陸新幹線やJRでお越しの場合、まずは「福井駅」へ。巨大なモニュメントやトリックアートが出迎えてくれるため、来館気分が高まります!

電車で博物館に向かうなら、「福井駅」から『えちぜん鉄道 勝山永平寺線』に乗り、「勝山駅」へ。「勝山駅」からはバスやタクシーをご利用いただけます。

土日・祝日や夏休みのおでかけなら、恐竜のイラストが印象的な『恐竜列車』(要予約)がおすすめ。ジャングルや化石発掘現場を再現した車内には、大迫力の恐竜人形や立体的なアンモナイトの化石といった装飾が目白押し。天井や壁面にはアジアやアメリカ大陸に生息していた恐竜が1車両につき30~40体も描かれており、宝探し気分で博物館への道中を愉しめます。

また、「福井駅」からは新感覚XR(クロスリアリティ)バス『WOW RIDE いこっさ!福井号』や『恐竜バス』が運行(いずれも要予約)。乗り換えなし・直通で博物館へと向かえますよ。

 

お車の場合

北陸自動車道 福井北ジャンクションから中部縦貫自動車道(無料区間)に入り、勝山インターチェンジから国道416号線へ。勝山インターチェンジからは、10分ほどで到着します。

駐車場は「かつやま恐竜の森」の駐車場(無料・約1200台)をご利用いただけます。

「福井県立恐竜博物館」から車で10分ほど走った場所には、「道の駅 恐竜渓谷かつやま」がスタンバイ。恐竜ナゲット付きバーガーセットや水ようかんソフトクリームを味わえるカフェレストラン、貴重な恐竜グッズが手に入るスーベニアショップもありますので、寄り道にいかがですか?

◆福井県立恐竜博物館
住所:〒911-8601 福井県勝山市村岡町寺尾51−11
電話番号:0779-88-0001
営業時間:9:00~17:00〈入館は16:30まで(再入館を含む)〉
※夏季延長開館期間(令和7年度は7月19日から8月17日まで)は8:30~18:00〈入館は17:30まで(再入館を含む)〉、予約制となっております。
定休日:第2・4水曜日(祝日の時はその翌日、夏休み期間は無休)、年末年始(12月31日と1月1日)
※展示替えや施設点検のため、休館することがあります。詳しくは公式サイト:恐竜博物館カレンダーをご確認ください。
公式サイト:https://www.dinosaur.pref.fukui.jp/

 

GFC越前パラデシアを拠点に、恐竜の世界を満喫しよう

展示物の鑑賞はもちろん、体験・グルメ・お土産まで、とことん恐竜の世界を体感できる「福井県立恐竜博物館」。くまなく施設を散策していると、あっという間に一日経ってしまうほど!

博物館をじっくり堪能した後は、心身ともにリラックスできる空間で安らぎたいものですよね。

完全会員制リゾート「GFC越前パラデシア」では、異国情緒あふれるバリや北欧スタイルのヴィラをはじめ、ログハウスやホテルタイプなど、好みのお部屋で思い思いのリゾートスタイルをお愉しみいただけます。

日本海を一望できる会員様専用レストラン「Parado(パラド)」では、美と健康に嬉しい地産地消のフレンチをご提供。アロマの香りと伝統的なオールハンドマッサージに癒されるバリニーズ・エステ天然温泉露天風呂といった極上のリラクゼーションもご用意しております。

また、一部の客室ではペットとのご宿泊もOK。敷地内にはやわらかな芝生のドッグランもあり、ワンちゃんものびのび過ごせますよ。

完全会員制リゾートGFCは、管理不要、安心・快適なメンバーシップクラブ。越前の他に、淡路島・湯の山・奥琵琶湖・白馬・白浜といった多拠点の施設を「所有しない別荘」としてご利用いただけます。

GFCのリゾートに興味がおありの方は、以下から気軽にお問い合わせください。無料で資料をお送りいたします。

◆GFCの事を詳しく知りたい方のために、無料でカタログをお送りします。資料請求はこちらから⇒

GFCの詳細資料を一週間以内にお届けします。

資料請求・お問い合わせはこちら

このページをシェアする