贅を極めたハモづくし膳、名物卵のチーズケーキ…。淡路島東海岸のとっておきグルメ
「国営明石海峡公園」や「淡路夢舞台」など、淡路島屈指の観光スポットが集まる東海岸。自家用車はもちろん、高速バスや遊覧船「ジェノバライン」でアクセスできる便利さもあり、多くの観光客に親しまれています。
今回は、地元の漁師も絶賛する海鮮料理店「SAQMA」と、花香る空間で素敵なティータイムを過ごせるカフェ「コハルビヨリ」をご紹介。淡路島ならではの素材を使った、とっておきグルメをご紹介します。
目次
【SAQMA】他にはない料理を目指し生み出した、店主自慢の生ハモ丼
「お客様との対話を愉しむために」。コロナ禍で芽生えた思いを店に
大阪湾に面し、旧東浦町の中心的な漁港として栄えてきた「仮屋漁港」から徒歩1分。潮風吹き抜ける漁師町の一角に、海鮮料理の名店「SAQMA」があります。
お店が入っているのは、こちらのモダンな建物の2階。階段を上がり、扉を開くと…。目の前に広がるのは、アートギャラリーを思わせるオシャレな空間!
おしゃべりが弾みそうな広々としたテーブル席が6席、大阪湾を一望できるカウンター席が設けられています。
淡路島のグルメに詳しい方なら、「さくま」という店名に聞き覚えのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実はこちらのお店の前身は、淡路島西海岸・育波の地で営まれていた名店「さくま」。以前は店主が弟さんと二人三脚で定員50人規模のお店を切り盛りされていたものの、コロナの影響で客足が遠のく事態に。
その中で、「お客様の『あれが食べたい』『こんな料理できる?』という声に耳を傾けられるような、もっとコミュニケーションがとれるお店を作りたい」と一念発起。鮮魚店を営む店主のご友人がオーナーとして場所を提供してくれたご縁もあり、仮屋に店舗を移し、2024年5月に「SAQMA」をオープンしました。
京都の老舗料亭も御用達:仮屋のハモを贅沢御膳に
仮屋漁港で獲れた新鮮な魚介類をふんだんに使った料理が自慢の「SAQMA」。中でも初夏~晩秋に旬を迎える“ハモ”を存分に愉しめる「はもづくし膳」(3,300円)がおすすめです。
仮屋漁港で水揚げされるハモは非常に質が良く、京都の料亭など有名料理店に卸しているものがほとんどで、市場ではなかなかお目にかかれないのだとか。「一般に流通していない仮屋のハモのおいしさを、もっと気軽に愉しんでほしい」との思いから生まれた「はもづくし膳」は、文字通りデザート以外のすべてのお料理で、ハモを心ゆくまでご堪能いただけます。
「はもづくし膳」の主役は、脂ののったハモのたたきを、薬味と一緒にたきたてごはんにたっぷり載せた“生ハモ丼”。店主自ら「よそでは食べられない料理を作りたい」と考え生み出した自慢の逸品で、丁寧に骨切りし、だし醤油に漬けて旨みを閉じ込めた艶やかなハモの身が、なんとも食欲をそそります。
「SAQMA」で仕入れるハモの特徴は、他に類を見ないその大きさ。通常お店で提供されるハモの重さは800g程度ですが、「SAQMA」で扱うハモはなんと2㎏以上!骨が太い分、高度な下ごしらえが必要となりますが、身の弾力は段違い。噛めば噛むほど旨みが広がり、ねっとり濃厚な甘みがやみつきになります。
初めてのおいしさに思わず食べきりそうになりますが、半分ほどいただいた所で小休止。最後のお愉しみに備えて、丼の中身を残しておきましょう。
「はもづくし膳」では、ハモの多彩な味わい方を愉しめる点も魅力。
牡丹の花のように開いた身が美しい“湯引き”は、ハモそのものの上品な旨みがダイレクトに伝わり、酢味噌との相性も抜群。
口直しにぴったりの酢の物には、香ばしいハモの蒲焼きをトッピング。甘辛い味つけがごはんにぴったりです。
揚げたてが嬉しいハモのフライは、衣がサクッと軽く、身は熱々ホクホク。隠し味にレモン汁を加えたタルタルソースが、淡白なハモのおいしさを一層引き立てます。
汁物はハモの天ぷらと淡路島産玉ねぎのスープ。ハモの骨からとった出汁をベースにしており、豊かな風味と力強いコクを感じます。ハモの天ぷらは身がふわっと柔らかく、フライとはまた一味違ったおいしさ。お出汁を含んだ衣がまた絶品です!
さて、ひと通りお料理を満喫した後は、とっておきのお愉しみ。
先程のスープを少し残しておいた生ハモ丼にかけて…。
ハモの風味豊かな出汁茶漬けのできあがり!
お茶漬けにすることで生ハモ特有の粘りが抑えられ、さっぱりとした味わいに。薬味の力も相まって、満腹でもサラサラと食べられてしまいます。
「スープがおいしくて、出汁茶漬けをする前に飲み切ってしまった…」という方もご心配なく。スープはおかわり自由なので、最後の一口まで存分にハモの旨みをご堪能いただけます。
目の前に大海原が広がる一等地で、漁師の皆さんが太鼓判を押すハモ料理の数々を、ぜひこの機会にご賞味ください。
◆SAQMA(サクマ)
住所:〒656-2331 兵庫県淡路市仮屋 相ノ丁75
電話番号:070-7648-3803
営業時間:火・木|11:30~14:00、金・土・日・月|11:30~14:00/18:00~21:00
定休日:毎週水曜日
公式Instagram:https://www.instagram.com/saqma.awaji
【Plants Cafe コハルビヨリ】色とりどりの花と愉しむ、季節のバスクチーズケーキ
カラフルなお花がお出迎え!乙女心をくすぐる癒しの空間
白砂の砂浜が広がる「浦県民ビーチ」や、世界初の猫の美術館「淡路市立中浜稔猫美術館」へのアクセスが便利な「道の駅 東浦ターミナルパーク」から歩くこと約10分。閑静な住宅街の中に、南仏の別荘を思わせる佇まいが印象的なカフェ「コハルビヨリ」があります。
入店するとまず感じるのが、かぐわしいお花の香り。
「Plants Cafe コハルビヨリ」ではドライフラワーや造花の専門店を兼ねており、店内の至る所にお花やグリーンの装飾が施されています。
お店の奥には持ち帰り用のドライフラワー、お花を使ったアートフレームや髪飾り、アクセサリーなど、暮らしを彩ってくれるお花アイテムがずらり。
東南アジアの植物『ソラ』の木の皮を花に見立てた『ソラフラワー』をはじめ、珍しい素材を使った造花もあります。
さらに店内には、シックな色合いが美しいドライフラワーのミニブーケも。絶景ポイントが多く、結婚式の前撮りに来られるお客様が多い淡路島では、「永遠の愛」を象徴するドライフラワーのブーケの需要が高く、撮影当日の依頼も多いのだとか。
「Plants Cafe コハルビヨリ」では店内にアトリエもあり、定期的に寄せ植え教室やワークショップを開催。一日限りの体験からスキル習得を叶える“ディプロマレッスン”までコースを幅広くご用意されています。レッスンの告知等は公式Instagramで発信されているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
淡路島の名物卵をふんだんに使ったバスクチーズケーキに舌鼓
花の香りに包まれた美しい空間でいただくのは、「Plants Cafe コハルビヨリ」を代表するスイーツ・バスクチーズケーキ。「理系シェフの罪深きバスク」をコンセプトに作られたその味は、こだわりの素材選びと絶妙な火入れから生まれます。
特に味の決め手となる“卵”は、「北坂養鶏場」の“さくらたまご”をセレクト。日本に約6%しかいない純国産鶏から生まれた“さくらたまご”は、黄身が濃く白身はきめ細やかな泡立ち。バスクチーズケーキのコク深い味わいと、しっとりなめらかな食感を生み出す立役者です。
「Plants Cafe コハルビヨリ」では王道の『淡路島バスクチーズケーキ』をはじめ、常時5種類程度のバスクチーズケーキをご用意。今回は季節限定の『なるとオレンジとホワイトチョコのバスク』をセレクトしました。
こちらのケーキに使われている“淡路島なるとオレンジ”は、約300年前に淡路島で発見された固有種の柑橘。淡路島内でしか栽培されておらず、ほぼ原種のままで残っているという幻の果実です。
『なるとオレンジとホワイトチョコのバスク』では、淡路島なるとオレンジのほろ苦さや甘酸っぱさが、クリーミーなケーキとベストマッチ。ホワイトチョコのまろやかな甘さも引き締まり、夏らしい爽やかな味わいに仕上がっています。
バスクチーズケーキのお供には、『ハニージンジャーラテ』をチョイス。生姜のスパイシーな風味に続き、蜂蜜のやさしい甘みが広がり、ホッと一息つきたいときにおすすめの一杯です。
かつて『淡路花博』がおこなわれ、“花の島”と謡われるようになった淡路島ならではの空間で、おいしいスイーツを味わいながら、心豊かな時間をお過ごしください。
◆Plants Cafe コハルビヨリ
住所:〒656-2311 兵庫県淡路市久留麻3-1
電話番号:0799-70-1913
営業時間:8:00~18:00
定休日:毎週火・水曜日
公式サイト:https://koharubiyori2017.com/
公式Instagram:https://www.instagram.com/koharubiyori18/
GFC淡路島グランデシアを拠点に、知る人ぞ知る淡路島の穴場グルメを満喫
古くから「御食国」と称されるほど、海と大地の幸に恵まれた淡路島。例年新たな美味を愉しめるレストランやカフェが次々と誕生し、いつ訪れても新鮮な感動を味わえます。
GFC淡路島グランデシア 全景
そんな時、旅の拠点にしていただきたいのが、完全会員制リゾート「GFC淡路島グランデシア」です。
GFC淡路島グランデシア 「灯 -AKARI」
総面積48,000㎡、波穏やかな瀬戸内海と神秘的な夕日を一望できる最高のロケーションに、独創的な“木のリゾート”を展開。世界的建築家・隈研吾氏が設計デザインを手がけた『ウッドヴィラ』をはじめ、全邸源泉かけ流しの『夕日ヶ浜温泉』を愉しめる戸建てヴィラやモバイルハウスをご用意しており、一部のお部屋ではワンちゃんと一緒にお泊りができます。
GFC淡路島グランデシア レストラン「de CLASS」
施設内には“椚座牛(くぬぎざぎゅう)”や旬の魚介など、地元の食材を使ったイタリアンコースやBBQを愉しめる会員様専用レストラン、ワンちゃんと一緒にのびのび過ごせるドッグラン&ペット温泉を完備。現在は新プロジェクトとなる『メインエリア』の開発も進み、さらなるリゾート空間の創造を目指しています。
GFC越前パラデシア
GFCは淡路島の他にも奥琵琶湖や湯の山など、近畿・東海・北陸エリアを拠点にリゾート施設を展開。一度のご入会ですべての施設を利用できるうえに、ご希望があればご家族に権利をお譲りいただくことも可能です。
GFCのリゾートに興味をお持ちの方は、以下よりお気軽にお問い合わせください。無料で資料をお送りいたします。
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