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湯の山スパシア周辺情報

電動自転車で快適に!湯の山「菰ビリティ」で観光地巡り

皆さんは普段旅行をするとき、どんな交通手段を選びますか?自由気ままに乗れるマイカー、それとも時間が正確な電車やバスでしょうか。

今回は様々な交通手段の中でも、気軽に観光地巡りができる“電動モビリティ”プランをご紹介。実際に観光用のモビリティサービスをおこなっている、三重県・菰野町での愉しみ方をご紹介します。

 

運転初心者も安心!電動モビリティレンタルサービス・菰ビリティ

開湯1300年以上、美人の湯として名高い湯の山温泉を有する菰野町。周辺には紅葉の名所・御在所岳をはじめ、ダイナミックな自然を満喫できる「フォレストアドベンチャー・湯の山」や、名湯と美食を堪能できる「アクアイグニス」といった人気の観光地が点在しています。

「そんな菰野町の魅力を気軽に体験してほしい」との思いで生まれたのが、今回ご紹介する電動モビリティレンタルサービス“菰ビリティ”。電動自転車、電動バイク、電動キックボードから好きなモビリティを選び、菰野の町をアクティブにまわれる、観光客に嬉しいサービスです。

予約は菰野町観光協会公式サイト、または旅行・宿泊サイト『じゃらん』から簡単にできる上に、空きがあれば当日予約もOK。レンタルサービスを行っている施設は9か所もあるので、訪れてみたい観光地やルートに合わせて最適な場所を選ぶことができますよ。

◆新しいこもの旅 菰ビリティ

料金:1,500円/3時間
貸し出し施設:八風キャンプ場、グリーンランドあさけ、ホテル湯の本、鹿の湯ホテル、希望荘、グリーンホテル、フォレストアドベンチャー湯の山、FREE AND EASY CAMP RESORT、道の駅菰野
公式サイト:https://komono-komobility.com/
予約サイトhttps://komono-komobility.com/rshop/list
※営業時間は施設ごとに異なります。※電動バイクをレンタルいただく際には、運転免許証のご提示が必要です。※料金、貸出施設は2025年7月時点の情報です。

今回レンタルをお願いしたのは、近鉄湯の山線「中菰野駅」から徒歩約5分の場所にある「道の駅菰野」”。近年リニューアルしたという館内は、地元の食材や工芸品が揃い、ドライブに訪れる人々のお買い物スポットとしても愛されています。

店内奥にあるカウンターで受付を済ませたら、いよいよ本日の相棒である電動自転車『VOTANI by BESV(H3)』とご対面。

艶やかな黒のボディがスタイリッシュで、非常に漕ぎやすい点が魅力。道の状態や勾配に合わせて自動で走りやすいギアに変えてくれる“オートモード”の他、手動で3段階のギアチェンジができるため、「スピードが出すぎると怖い」と言う方にもおすすめです。

右ハンドル部分にはゴム式のスマートフォンホルダーがついているので、マップを見たいときや調べ物をしたいときでも安心。ペットボトルや小さめの荷物が入れられるセンターバスケットがついている所も助かります。

ひと通り操作の説明を聞き、誓約書に必要事項を記入したら、自転車の鍵と盗難防止用のチェーン、ヘルメットを受け取り準備OK。さっそく菰野の観光地に繰り出しましょう!

◆道の駅菰野
住所:〒510-1233 三重県三重郡菰野町菰野2256
電話番号:059-394-0116
営業時間:9:00~17:00
定休日:年中無休
公式facebook:https://www.kanko-komono.com/spots/299/

 

朝の心地よい風を浴びて、「廣幡神社」へ安全祈願

「道の駅菰野」を出発し、最初の目的地である「廣幡神社」へ。アップダウンが激しい道のりも、電動自転車に乗っているので楽に、スピーディーに走れます。

なにより感動したのは、自転車で街中を走っているときの風の心地よさ!体験当日は35度に迫る気温だったにも関わらず、終始涼風が吹いてくれたので、暑さがグンと軽減。風に混じって流れてくる緑の香りや川のせせらぎの音が、さらにクールダウンを促してくれました。

「道の駅菰野」から10分程自転車を走らせたところで、「廣幡神社」に到着。凛とした鳥居の佇まいが、参拝客の背筋を伸ばしてくれるようです。

「廣幡神社」の歴史が始まったのは、寛永7年(1630年)。菰野藩主であった土方雄氏(ひじかた かつうじ)によって石清水八幡宮より勧請(神様の御霊を分けいただくこと)を受け、土方家の鎮守社となり、明治4年(1871年)には諏訪神社を合祀。明治40年(1967年)には菰野神社や日吉神社、豊岡神社など、応神天皇を主祭神に事代主神他二十八座を奉斉(神仏を丁寧に祀ること)するようになり、現在の「廣幡神社」の形に落ち着きました。

参道の前に出迎えてくれたのは、雷を受けながらも成長を続ける“雷杉”。焼け焦げた幹は痛々しいものの、たくましく枝を伸ばすそのたくましさに、生命力の強さを感じます。

灯籠と木漏れ日が導く参道の先にあるのが「廣幡神社」の本堂。誉田別尊(応神天皇)をはじめ、三十一柱をご祭神とする「廣幡神社」は、開運招福・学問上達・勝運授与など、様々なご利益があるとの事。早速取材が無事に終えられるようお願いをしました。

拝殿には江戸時代や明治時代に描かれていたという絵馬や額が飾られている点も見どころのひとつ。内容は領下の安泰や市井の商売繁盛を願うものが多く、100種類以上存在すると言われています。

また「廣幡神社」には神聖な“神水”と呼ばれる湧き水も流れており、手を清めたりパワーストーンをゆすいで浄化されている方もいらっしゃいました。

朝の時間帯という事もあり澄んだ空気が気持ちよく、身も心も清らかになった気分に。山を借景とした神社の風景も非常に美しいので、日々の疲れをリフレッシュしたい方にもおすすめのパワースポットです。

◆廣幡神社
住所:〒510-1233 三重県三重郡菰野町菰野2770
電話番号:059-393-2501
開門時間:9:00~16:00
定休日:年中無休
公式facebook:https://www.facebook.com/hirohatajinja/

 

織田信長の孫・八重姫ゆかりのお寺「見性寺」

「廣幡神社」を出発し、金渓川を横目に5分程自転車を漕いでいくと、2つ目の目的地である「見性寺」の山門が見えてきます。

寛永21年(1644年)、土方雄高が尾張(名古屋)から三霊和尚を招き創建した「見性寺」は、菰野藩主・土方家の菩提寺。寛文9年(1669年)に火災で庫裡が焼失するものの、享保11年(1726年)に本堂、山門共に再建立されています。

趣ある日本庭園を望む方丈建築様式の本堂では、座禅会(毎月第2日曜日)御詠歌の合唱(毎週火曜日の午前、毎週木曜日の午後)も行われているのだとか。

また「見性寺」には八十八ヵ所霊場があり、毎年4月の第3日曜日に開催される“春まつり”は多くの参拝客で賑わうそうです。

「見性寺」でもう一人、ゆかりの人物として知られているのが織田信長の孫娘・八重姫。小物初代藩主・土方雄氏の正室であり、菰野藩を影で支えた功労者として伝えられています。

八重姫は跡継ぎ問題を含め藩主3代にわたって治世を見守ってきた他、木陰で休憩をする農民のために桜やカエデの木を植えたという、領民思いの逸話も。晩年には「見性寺」で座禅三昧の日々を送り、92歳の天寿を全うしたとして、歴代の菰野藩主と共に境内の墓地に埋葬されています。

菰野の歴史に深くかかわる人々が安らかに眠る「見性寺」。激動の時代の中で菰野の地に平和をもたらした偉人たちに思いを馳せつつ、この機会にぜひご参拝ください。

◆見性寺
住所:〒510-1233 三重県三重郡菰野町菰野158
電話番号:059-394-1755
定休日:年中無休
公式サイト:https://www.kensyouji.com/

 

東海エリアで人気のお豆腐屋さんでおやつタイム「とうふや豆蔵」

2ヵ所の歴史スポットを巡ったら、そろそろ小腹が空いてくるころ。「道の駅菰野」への帰り道を考えながら、おやつタイムといきましょう。

訪れたのは、こちらの「とうふや豆蔵」さん。明治時代から続く豆腐屋の四代目店主がお子様の離乳食としてお豆腐を食べさせているうちに、「子供たちが安心・安全に食べられるものを作りたい」と、新たに立ち上げられたお店です。

店内には人気商品である『究極のきぬ』『至高のもめん』をはじめ、夏らしいとうもろこしや枝豆を使ったお豆腐、油揚げ、がんもどきなど、おいしそうなラインアップがずらり。

豆腐ハンバーグや揚げ出し豆腐、大豆の唐揚げと言った作りたてのお惣菜やお弁当も充実しています。

さらにお店には購入した商品をその場で味わえる休憩スペースもスタンバイ。今回は乳製品・卵不使用の『とうふアイス』と、世代を超えて愛される『究極のきぬドーナツ』をいただきました。

カップタイプの『とうふアイス』は、夏らしい黒糖味をチョイス。大豆と黒糖の風味が程良く調和し、暑さで疲れた体に程良い甘みがよく染み渡ります。

続いて『究極のきぬドーナツ』は、生地に国産大豆100%の絹豆腐『究極のきぬ』をたっぷりと練りこみ、しっとりなめらかな食感に。砂糖を極力控えているため、大豆の甘みが引き立ちます。

お店の奥にはレストランも併設されているので、ランチタイムにもぴったり。中でも湯の山温泉の温泉水で炊き上げる“とろける湯豆腐”や、極厚の揚げたて油揚げを一緒に味わえる定食は看板メニューなのだとか。

油揚げはテイクアウトでも購入できるので、ぜひ絶品お豆腐メニューを気軽に味わってみてくださいね。

◆とうふや豆蔵 菰野本店
住所:〒510-1234 三重県三重郡菰野町福村95-6
電話番号:059-340-8558
営業時間:10:00~18:00
定休日:不定休
公式サイト:http://www.otoufu.co.jp/store/8069

 

手軽にレンタルできる“菰ビリティ”で。タイパよく菰野観光を愉しもう

小回りが利くので移動しやすく、スピーディーに菰野の町を満喫できる“菰ビリティ”。今回は3時間1,500円のレンタルプランで、次回の記事でご紹介する「NS Cafe」を含め、4つの施設を巡ることができました。

道中気になるお店や撮影スポットを見つけたら、すぐに立ち止まって寄り道できるのも“菰ビリティ”ならではのポイント。「GFC湯の山スパシア」にご宿泊の際には“菰ビリティ”を上手に活用して、あなただけの観光コースを見つけてみてくださいね。

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