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越前パラデシア周辺情報

アジサイ&パワースポットを満喫!福井・足羽山ハイキング

梅雨の時期に見頃を迎えるアジサイの花。青やピンクの可憐な花々を思い浮かべると、外出が億劫になる雨の日も、なんだかおでかけしたくなりますよね。

今回は国内有数のアジサイの名所、福井・足羽山をとことん愉しむハイキングコースをご紹介。ジメジメした気分を晴れやかにしてくれる最強パワースポットもご案内いたします。

 

足羽山「あじさいロード」|色とりどりのアジサイに見とれる絶景ハイキング

旅のスタートは、たくさんの恐竜たちが出迎えてくれる「JR福井駅」から。県内で多数の恐竜化石が見つかっている福井県では、駅前にもリアルな恐竜ロボットや足跡の化石の複製版をあちこちで見ることができます。


駅構内にも恐竜の骨格標本が置かれていたり、壁面に迫力満点の恐竜トリックアートが描かれていたりと、恐竜好きにはたまらない仕掛けが満載!

構外にはカラフルな恐竜遊具があり、電車待ちの間など、小さなお子様連れのご家族でも愉しくお過ごしいただけます。


福井駅西口を出てロータリーを越えていくと、路面電車の線路を発見!停留所でしばらく待っていると、レトロなカラーリングがかわいい「福井鉄道」がやってきました。

乗車する電車は、たけふ新行きのワンマンカー。観光客や買い物客が行きかう街並みを眺めながら、2駅先の「足羽山公園口」に向かいます。


標高約117m、福井平野の中心部に位置する「足羽山」は福井駅からのアクセスが良く、ドライブコースやハイキングコースがきちんと整備されているので、老若男女問わず山登りスポットとして大人気。18世紀前半にはすでに大勢の遊山客で賑わっていたことが記録されており、現在もミニ動物園やフィールドアスレチック、茶屋やカフェなどが点在し、人々の憩いの場所として親しまれています。

降車駅から足羽山の登山口までは、歩いて10分ほど。昨晩降った雨に濡れて輝く深緑を眺めながら、苔むした道路を歩いていると…。


お目当てのアジサイが見えてきました!

福井市は“市の花”にアジサイが選ばれるほど、アジサイの花にゆかりのある都市。中でも足羽山は「福井のシンボルとして多くの方々に訪れてほしい」との思いから、地元民がクラウドファンディングによる植栽活動を行い、現在では約11,000株ものアジサイが山を彩る一大名所となっています。

中でも「あじさいの道通り」と名付けられた道路沿いは、多種多彩なアジサイの宝庫!毎年この時期になると大勢の登山客が、満開のアジサイを鑑賞しに訪れます。

足羽山で主にみられるアジサイは、手まりのような形の“西洋アジサイ”


王道の青や紫のお花から、淡い色合いがかわいいパステルカラーのお花、

さらに縁取りがレースのようになっているお花や、

ほんのりグラデーションになっているお花も!

色も形も様々なアジサイがあちこちで見頃を迎えており、思わず目移りしてしまいます。

西洋アジサイの他、日本原産のアジサイとして知られる“ガクアジサイ”の姿も。小粒の宝石のようなツボミが、なんとも愛らしいですね。

ちなみに皆さんは、アジサイの“花”がどの部分を指すか、ご存じですか?

“真花”とも呼ばれる花の部分は、実は中央の赤枠の部分。一見花びらのように見える部分は、なんと花を支える“萼(がく)”が発達したもので、“装飾花”と呼ばれています。

アジサイはこの装飾花の美しい色や形で花粉を運ぶ動物たちを惹きつけ、受粉を促しているのだとか。植物ならではの知恵を学びながら散策するのも、花巡りの醍醐味ですね。

雨上がりの清々しい空気を感じながら山道を進んでいくと、福井市内を一望できる絶景ポイントに到着。青空と緑のコントラスト、そして額縁のように風景を彩るアジサイの姿に、ハイキングの疲れが癒されます。

2025年は6月中旬から下旬にかけて開花のピークを迎え、7月中旬まで愉しめるとの事。「あじさいの道通り」にお越しの際には、色鮮やかなアジサイを見ながら、ぜひお気に入りの風景を探してみてくださいね。

◆足羽山
住所:〒918-8009 福井県福井市山奥町

◆あじさいの道通り
住所:〒918-8007 福井県福井市足羽1丁目8-35

 

足羽神社|アジサイの時期ならではの御朱印や夏らしい祈願風鈴も

古くから遊山客の多い足羽山は、アジサイをはじめとする花の名所を有する他、強力なパワースポットが集う場所としても知られています。

そのひとつに数えられる「足羽神社」は、1500年以上もの歴史がある由緒正しき神社。福井の地で治水事業を行い、養蚕や製紙など様々な産業を興した、第26代継体天皇の御霊と坐摩神(いかすりのかみ)が祀られており、“越前祖神”と崇められています。

5世紀後半ごろ、後の継体天皇である男大迹王(おほどのおおきみ)が越前で大治水事業を行う際、まず初めに朝廷に祀られている大宮地之霊(おおみやどころのみたま・坐摩神)を足羽山に勧請(神仏の分霊をお招きし迎えること)し、諸事の安全を祈願したのが、足羽神社の起源とされています。

また継体天皇が即位して越前を発たれる際に、「末永くこの国の守り神とならん」と、自らの生御霊(いきみたま)を鎮めて旅立たれたことから、主祭神として本殿中央に祀られています。

緑豊かな境内でひときわ存在感を放つのが、巨大なシダレザクラの樹。枝が滝のように伸び、青々と茂る葉が陽光を受けてキラキラと輝いていました。

この巨木の樹齢は、なんと約380年。明治33年(1900年)の橋南の大火や昭和20年(1945年)の福井空襲、度重なる雪害や風害等、いくつもの困難に見舞われながらも、強くたくましく花を咲かせる姿は、多くの参拝客を励ましてきました。

「足羽神社」では、治水事業を成功させた継体天皇にあやかる「工事安全」や「産業開発興隆」、さらに子宝・子授けや商売繁盛、厄除け等、人生の繁栄につながるご利益があると言われています。中でも社名に由来する“足守り”は、スポーツ上達を願う参拝客の皆様に評判。「足に羽が生えたように軽くなるように、足に羽が生えたように早くなるように」との思いが込められているのだとか。

さらに「足羽神社」ではアジサイの時期になると、華やかなアジサイのイラストが描かれた季節の御朱印をいただくことができます。こちらの御朱印が記されているのは、福井の特産品・越前和紙。上品な色合いとやわらかな手ざわりが、格式ある「足羽神社」の雰囲気をよく表しています。また6月14日(金)からは手水にアジサイを浮かべる“花手水”も行われ、参拝者の目を愉しませてくれます。

さらに、本堂横のテーブルを覗いてみると…、夏にぴったりの“祈願風鈴”を見つけました。

こちらの祈願風鈴は、お願いの方法がなんともユニーク。

まず短冊となる木札に願い事や氏名を書いて…、なんと木札を縦ふたつに割ります!

願い事を記した短冊は風鈴に取り付けて、専用棚につるしましょう。ガラスに映る風景とそよ風に揺れる姿は、なんとも風情がありますね。

さて、先ほど割れたもう片方の木札はどうするかと言うと…?

なんと、お守りとして持ち帰ることができます!

夏詣の折には、願い事を風にのせて届ける、雅な願掛け体験をしてみませんか?

◆足羽神社
住所:〒918-8007 福井県福井市足羽1丁目8-25
電話番号:0776-36-0287
参拝時間:8:30~17:00
定休日:なし
公式サイト:https://www.asuwajinja.jp/

 

毛谷黒龍神社|日本古来の四大明神に選ばれた、龍神様のパワーを授かって

足羽山を訪れたら参拝していただきたいもうひとつのパワースポットが、こちらの「毛谷黒龍神社」。足羽山登山道の入口にある非常にアクセス便利な神社で、地元では「くろたつさん」と呼ばれ親しまれています。

実はこちらの「毛谷黒龍神社」は、東の常陸・鹿島大明神、西の安芸・厳島大明神、南の紀伊・熊野大権現、北の越前・黒龍大明神という日本古来の四大明神のひとつ。高龗神(たかおがみ)、闇龗神(くらおがみ)という二柱一対の龍神様と、「足羽神社」でも御霊を捧げられていた継体天皇が御祭神として祀られており、“水”を司る九頭竜川の守護神として、長くこの地を見守られています。


また、「毛谷黒龍神社」はその社名の通り、龍にちなんだモチーフや絵があちこちに。毎月最初の辰の日には「初辰祭」がおこなわれ、あらゆる運気をあげるパワーを授かると言われています。

「毛谷黒龍神社」では、多彩な願掛けスポットも見所のひとつ。

例えばこちらの「厄割り石」と呼ばれる願掛けスポット。よく見ると、石の周りにたくさんの破片が落ちています。

その正体は、薄く焼き上げられた“盃”。参拝者が盃に大きく息を吹きかけ、石に投げて割ると、身体の厄(悪いもの)が祓われるという言い伝えがあります。

蛇の彫刻が成されたこちらの石は、「幸運の撫で石」。神様の使いとされる蛇のモチーフを撫でて、一年の無病息災を願います。

多くの参拝客に撫でられ艶やかさを増した石は、なんとも不思議なオーラを放っていました。

また社務所には壁掛けの黒い龍の絵があり、写真を撮ることができます。その写真を玄関に飾ると厄除けのご利益が、携帯電話やスマートフォンの待ち受けにすると運気アップの効果があるとの事なので、ご参拝の後にはぜひ立ち寄ってみてくださいね。

「毛谷黒龍神社」では開運や無病息災、厄除けといったご利益の他、強いパワーで邪気を払い、福徳を授けてくださるという言い伝えもあるのだとか。さらに美しい女神とも言われている高龗神(たかおがみ)、闇龗神(くらおがみ)にちなんだ“美願成就”も、女性を中心に人気を集めているそうです。龍神様から力をいただき、気分が落ち込みがちな梅雨の時期も、明るく前向きに乗り越えてみませんか?

◆毛谷黒龍神社
住所:〒918-8003 福井県福井市毛矢3丁目8-1
電話番号:0776-36-7800
参拝時間:24時間営業
定休日:なし
公式サイト:http://www.kurotatu-jinja.jp/

 

「GFC越前パラデシア」を拠点に、雨の日をあえて愉しむ季節の花とパワースポット巡り

多くの方がおでかけを避ける梅雨の時期は、実は観光に狙い目のシーズン。特に雨の季節にしか出会えない名所や愉しみがあると、旅行の幅がグンと広がります。

しかしながら雨の日のおでかけは準備するものが多かったり、体が冷えていつもより疲れやすくなったりと、晴天時とは違った不都合さが出てくるもの。心身ともにリラックスできる宿泊施設は、妥協せずに選びたいですよね。

福井・越前海岸に位置する「GFC越前パラデシア」は戸建てでのんびりできるヴィラをはじめ、ロマンあふれるログハウスや日本海を一望できるホテルなど、好みやニーズに応じて選べる多彩な部屋タイプが魅力。一部のお部屋ではペットと一緒にお泊まりすることもできます。

敷地内には天然温泉露天風呂やバリニーズ・エステ(要予約)といったリラクゼーション施設が充実。地産地消の食材をふんだんに使った、美と健康に嬉しいフレンチを提供するオーシャンビューのレストランもご用意しております。


GFC淡路島グランデシア

さらに完全会員制リゾートGFCでは、越前の他に淡路島、湯の山、奥琵琶湖など、近畿・東海・北陸エリアに絶景を堪能できるリゾート施設を展開。一度のご入会ですべての施設を利用できる上に、ご希望があればご家族にも権利をお譲りいただけます。

1977年の創業以来、新たな旅のカタチを追求するGFCを拠点に、非日常の時間を体感するワンランク上の旅行プランを愉しんでみませんか?

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