【吹き戻しの里】親子で夢中になれる、懐かしのおもちゃ作りを体験しよう
皆様は、“吹き戻し”というおもちゃをご存じですか?息を吹き込むと丸めた紙がピーンと伸びる、駄菓子屋さんや縁日で見かけるあのおもちゃです。
実は淡路島のとある工場では、国内の吹き戻しの約80%を生産しているのだとか!今回は世界で唯一吹き戻しの製作体験を愉しめる、淡路島の観光スポット「吹き戻しの里」をご紹介します。
目次
医療や介護、美容業界も注目!吹き戻しの知られざる魅力
淡路島の東海岸に位置する久留麻の交差点から、国道71号線を車で走ること約5分。のどかな田園風景の中に、ブルーの外壁がひときわ目を惹く「吹き戻しの里」があります。
奥に吹き戻しの工場を配したこちらの施設には、吹き戻し作りを体験できるコーナーや吹き戻しを使ったゲームを愉しめるエリアがあり、土日や長期休暇には多い時で200~300人ものお客様が訪れるのだとか。取材当日も平日朝にも関わらず、たくさんのご家族が見学に来られていました。
「吹き戻しの里」の前身となる「八幡光雲堂紙店」が大阪で創業を始めたのが1938年。当時はふすま紙の販売等をしていましたが、1950年には「八幡光雲堂商店」としておもちゃの製造販売をスタート。1960年には本格的に吹き戻しの製造販売をはじめ、後に本社・工場ともに淡路島に移転。2015年には「株式会社吹き戻しの里」と社名を改め、商品展開や体験を通して、吹き戻しの魅力を全国に伝えています。
※写真はイメージです。
「吹き戻しの里」では、現在国内で製造される吹き戻しの約80%を生産。日本製の吹き戻しにこだわり、材料を信頼のおける国内の資材メーカーから調達するなど、子供たちが安心して遊べる吹き戻しを目指しています。
また「吹き戻しの愉しさを多くの人に知ってほしい」との思いから、6月6日を“吹き戻しの日”に制定。由来は吹き戻しの紙がクルンと巻いた形が“6”に似ているからとの事で、「日本記念日協会」公認の記念日となっています。
私たちにとってはおもちゃのイメージが強い吹き戻しですが、実は医療や介護、美容業界でも注目されているのだとか。
例えば医療・介護業界では、吹き戻しを繰り返し行うことで口腔機能のトレーニングに。しっかりとした腹式呼吸を促す他、唇や口周りの筋肉を鍛えることで、嚥下力の向上にもつながります。
さらに美容面では、正しい呼吸法を身に着けることで表情筋やインナーマッスルが鍛えられ、ほうれい線やたるみのエイジングケア、ダイエット効果も期待できるとの事。
古き良き時代のおもちゃと侮るなかれ。遊びながら気軽にトレーニングできる吹き戻しは、大人だからこそトライしてみる価値があります。
世界で唯一の製作体験!オリジナルの吹き戻しを作ろう
「吹き戻しの里」ならではのお愉しみと言えば、吹き戻しの製作体験。ベテラン職人さん直々に作り方を教えていただきながら、一度の体験で6本の吹き戻しを作ることができます。
製作体験は、個人のお客様であれば予約なしでOK。受付時間内(10:00~11:30、13:00~15:30)に体験希望をお伝えするだけでお愉しみいただけます。さらに「吹き戻しの里」の入場料には製作体験料が含まれているので、気軽にチャレンジできますよ。
レクチャーを受ける前に、まずは材料選び。息を吹き込むことで伸びる“頭の紙”と、吹き口のついた“筒”をそれぞれセレクトします。
無地やドット柄、ハート模様など、頭の紙のデザインはなんと40種類以上!
中には「吹き戻しの里」のオリジナルキャラクター『福猫(ふくネコ)』ちゃんをあしらったデザインもあります。
施設内にはこの頭の紙を作る専用の機械があり、間近で見学することも可能。
一枚の大きなロール紙から、きれいに裁断された紙が出てくる光景は圧巻です!
頭の紙に続きカラフルな筒を選んだら、いよいよ作業台へ。1本目の吹き戻しは、職人さんの説明を受けながら一緒に作っていきます。
今回は特別に、吹き戻し作りの流れを撮影させていただきました!
1.頭の紙を、針金が入っている面を上にして持つ
2.右端から3㎝の部分と、左端から1㎝の部分を、それぞれ指でつまむ
3.針金が入っている面をしごき針の中心に下から当て、右手と左手を近づける
4.左右交互に下から引っ張り、親指がしごき針に当たるまで4~5回しごく
5.左端1㎝の部分を少し丸めて、しごき針に引っ掛ける
6.紙の右端を持ちながらゆっくりと右手をしごき針に近づけると、自然と紙が巻き上がる
7.しごき針から紙を抜き、巻き上がった部分を2~3回小さく丸める
8.巻き上がった頭の紙に、筒の何もついていない方を1㎝程差し込む
9.テープを5~6㎝程の長さに切り、空気が入らないように気を付けながら、頭の紙と筒がつながるように貼り付ける
10.頭の紙が丸まった形を覚えるまで、15分程置いておく
※製作後すぐに吹いてしまうと、頭の紙が戻らなくなってしまうのでご注意を!
2本目以降は手順を思い出しながら、各自で製作。最初は慣れない手順に四苦八苦しながらも、4本目以降はスムーズに作れるように。
子供たちも親御さんや職人さんに手伝ってもらいながら、愉しそうに自分好みの吹き戻しを作っていました。
6本すべて作り終えたら、職人さんによる吹き戻しの裏技レクチャーもあります。
どんな裏技を伝授していただけるかは、現地へ行ってからのお愉しみ。「吹き戻しの里」を訪れた際には、ぜひ体験してみてくださいね。
ゲームや買い物を満喫しながら、吹き戻しの魅力をさらに深堀り
「吹き戻しの里」には製作体験以外にも、吹き戻しの知られざる愉しみ方を学べる仕掛けが目白押し。
例えば、黄色い巻き紙がかわいいこちらのオブジェ。
空気を流し込むと…巨大なひまわりに!
こちらは10万本ものヒマワリを見ることができる「あわじ花さじき」をはじめ、島内各地にひまわりの名所がある淡路島にちなんだものなのだとか。
他にも淡路島の特産品・玉ねぎや、由良港で獲れる希少な赤ウニをモチーフにしたものも。
オブジェに使われているすべての吹き戻しを伸ばしきるには力とコツが必要なので、お子様やお孫様と協力しながら完成を目指してみてください!
さらに施設内には、吹き戻しでボールを操りゴール数を競う“ピロピロサッカー”や、吹き戻しでボールを弾いてホールインワンを目指す“パターゴルフ”といった、吹き戻しを駆使したオリジナルゲームも。ご家族やご友人同士で対戦しながら、吹き戻しの面白さをとことん愉しめますよ。
また、「吹き戻しの里」には、お土産にぴったりのユニークな吹き戻しも多数ラインアップ。吹く力によってグー・チョキ・パーを出し分け勝負する“じゃんけんピーヒャラ”や、最大19本もの紙を一息で伸ばす“地獄のピーヒャラ”など、変わり種商品が揃います。
呼吸のトレーニング用に開発された吹き戻しも、訓練用からストロングまで幅広くご用意しています。
吹き戻しを購入されたい方は、「東浦バスターミナル」内にある「吹き戻しの里」直営のスーベニアショップ「ゆめの浜」もおすすめ。淡路島の特産品や地酒、工芸品なども取り揃えているので、吹き戻しと一緒に淡路島土産を手に入れることができますよ。
◆吹き戻しの里
住所:〒656-2323 兵庫県淡路市河内333番地の1
電話番号:0799-74-3560
営業時間:10:00~12:00、13:00~16:00
定休日:不定休 ※詳しくは公式HPをご確認ください。
入場料:大人(高校生から)800円/子供(3歳~中学生)400円 ※製作体験料含む、子供料金のお客様は、必ず成人の方のご同行をお願いします。
アクセス:【お車でお越しの場合】東浦インターチェンジから約10分 【バスでお越しの場合】「東浦バスターミナル」下車後、タクシーで約8分
駐車場:無料
公式ホームページ:https://www.fukimodosi.org/
◆おみやげ店「ゆめの浜」
住所:〒656-2305 兵庫県淡路市浦657 道の駅東浦ターミナルパーク内 東浦物産館1階
電話番号:0799-75-2268
営業時間:9:00~17:00
アクセス:【お車でお越しの場合】東浦インターチェンジから約3分 【バスでお越しの場合】「東浦バスターミナル」下車すぐ前
駐車場:無料
公式ホームページ:https://www.fukimodosi.org/
GFC淡路島グランデシアにお越しの際は、「吹き戻しの里」で唯一無二の体験を
「吹き戻しの価値や可能性を広め、子供たちの発育や地域、社会に貢献したい」。その思いから、世界で唯一の吹き戻し体験施設を立ち上げた「吹き戻しの里」。今では子供たちはもちろん、大人も童心に帰って愉しめる淡路島の観光スポットとして愛されています。
GFC淡路島グランデシアを拠点に淡路島観光を愉しむ際には、世代を超えて満喫できる「吹き戻しの里」に立ち寄って、ここでしかできない体験をしてみませんか?
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GFCは「所有しない別荘」として、関西から気軽に訪れることのできる淡路島・越前・湯の山・奥琵琶湖・白馬・白浜に多彩なお部屋と設備を備えた、完全会員制のリゾートです。
「GFC淡路島グランデシア」ウッドヴィラ
GFC淡路島グランデシアでは、世界的建築家・隈研吾氏がデザインを手がけた「ウッドヴィラ」をはじめ、バレルサウナ付きのヴィラやカジュアルなモバイルハウスなど、全室源泉かけ流しの『夕日ヶ浜温泉』を愉しめる新時代の木のリゾートを展開しています。
レストラン「de CLASS」バーベキュー
会員様専用のレストラン「de CLASS」では、地元素材をふんだんに使った創作イタリアンやバーベキューをご用意。一部のお部屋ではペットと一緒に滞在することができ、ドッグランやペット温泉で憩いの時間をお過ごしいただけます。
「GFC淡路島グランデシア」住箱
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