知る人ぞ知る淡路島の絶景カフェ「美流おひさまの里」&「坂道茶家つきよみ」
波穏やかな瀬戸内海、四季折々豊かな表情を見せる山並み…。大自然に恵まれた淡路島では、その地の利を生かした絶景カフェが充実しています。
今回はその中から、森の秘密基地を思わせるお野菜カフェ「美流おひさまの里」と、高台から海を臨む銘茶カフェ「坂道茶家つきよみ」をご紹介します。
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神戸淡路鳴門自動車道から津名一宮ICを経由し、県道へ。のどかな街並みを抜けていくと、今回ご紹介する「美流おひさまの里」と思しき看板を発見。
指定の駐車場に車を停めたものの…近くにお店らしきものが見当たりません。
しばらくキョロキョロしていると、看板の裏手に長い坂道が!
そよ風に揺れる竹やぶに沿って坂道を下っていくと、納屋を改装したというお店に辿り着きました。
入口へと続くプロムナードには、ローズマリーをはじめとするハーブが多彩に。実はこれらのハーブは、「美流おひさまの里」のオーナーであるユキさんが育てているものなのだとか。
ユキさんはメディカルハーブコーディネーターやハーバルセラピスト、ナチュラルビューティースタイリストなど、多数の資格を持つ実力者。店内ではユキさんが独自にブレンドしたハーブティーをいただくこともできます。
華やかなハーブの香りに癒されながらお店の入口まで歩いていくと、かわいいネコちゃんがお出迎え。
お名前は七宝ちゃん。人懐っこい性格で、ふわふわの毛並みが自慢の看板ネコちゃんです。
「美流おひさまの里」では現在、七宝ちゃんを含む5匹のネコちゃんが生活中。衛生上の観点から店内には入れませんが、店外ではふれあいを愉しめます。
(一部さわられるのが苦手なネコちゃんもいます。詳しくはメニュー内にあるスタッフプロフィールをご覧ください。)
日によって出会えるネコちゃんは違うので、ぜひ来店当日まで愉しみにしておいてくださいね。
グルテンフリーやビーガン対応メニューもご用意。愛情たっぷりお野菜ランチ
七宝ちゃんのおもてなしを堪能したら、いよいよ入店。日本家屋の美しさとロッジの温かみを併せ持つ店内は、天井が高く、コンパクトながら開放感のある造りとなっています。
テーブル横に設けられた窓からは裏庭を眺めることができ、この時期は青空に映えるミモザが花盛りを迎えていました。
緑豊かな風景を満喫していると、待ちに待ったお料理が到着。今回は選べるメインと野菜のおいしさを味わえるサイド3品がセットになったむ『おひさま定食』を注文しました。
メインメニューは、淡路島産玉ねぎがたっぷり入った米粉のチヂミ。外はカリッと香ばしく、玉ねぎのシャキシャキとした食感がアクセントに。噛むほどに米粉と玉ねぎの優しい甘みが、口いっぱいに広がります。
酢醤油ベースの自家製ダレにつけていただくと、さっぱりとした後味に。ふっくら粒立ちの良いごはんとの相性も抜群です。
「美流おひさまの里」では、こちらの米粉チヂミのようなグルテンフリーメニューや、動物由来の食材不使用のビーガンメニューもご用意しています。
「お肉やお魚が食べたい」という方もご安心を。こちらの参鶏湯は、「美流おひさまの里」でも人気が高いあったかメニュー。
じっくり時間をかけて丁寧に煮込まれた鶏肉は、お箸を入れるだけでホロッと崩れるやわらかさ!鶏の旨味を効かせたスープは塩加減が程良く、最後の一滴まで飲み干したくなるおいしさです。
お野菜をたっぷり摂れるサイドメニューは日替わりで、この日はキャロットラペのせグリーンサラダ、切り干し大根、レンコン・ブロッコリー・トウモロコシのマスタード和えといった3品。
甘み、酸味、辛みのバランスが良く、彩りや栄養の事も考え抜かれた、愛情たっぷりの名脇役です。
おいしいものが大好きな方はもちろん、健康やカロリーが気になる方も、心置きなくお食事をお愉しみいただけますよ。
童心にかえる裏庭で、動物たちと憩いのひととき
体にやさしいランチでお腹を満たしたら、支払いを済ませて裏庭へ。目の前に雄大な森が広がる裏庭は、多種多様な植物の宝庫!地面にはやわらかな芝生が生い茂り、オーナーが耕した畑やため池もあります。
鮮やかな新緑に目を奪われていると、「メェーッ」と誰かを呼ぶ声が…。
鳴き声の主は、「美流おひさまの里」のアイドル・羊のおとよさん。モフモフの毛を蓄えた、キュートな顔つきの羊さんです。
「美流おひさまの里」では、自然の中でのびのびと暮らす動物たちを見られるのも魅力のひとつ。おとよさんもお腹が空いたタイミングで、おいしそうに草を食んでいます。
先程出会った七宝ちゃんも、あぜ道をのんびり散歩し、芝生にゴロン。
食べて、寝て、遊んで。自由気ままに過ごす動物たちを愛でながら、憩いのひとときをお過ごしいただけます。
麗らかな日差しの中、体に優しいお食事と動物たちに癒されながら、心満たされる時間を愉しんでみませんか?
◆美流おひさまの里【完全予約制】
住所:〒656-1522 兵庫県淡路市下河合670
電話番号:080-6162-0681
営業時間:平日|11:00~15:00、土日|11:00~18:00(いずれもランチは14:00まで)
定休日:不定休
公式サイト:https://biryu-ohisamanosato.com/
公式Instagram:https://www.instagram.com/biryu_okagesama/
※お店は完全予約制です。来店日の前日18時までにご予約ください。
※ご予約はお電話、SNSのDM、メッセージ、公式LINEアカウント(ID:9920pgmo)より承ります。
坂道茶家つきよみ
大海原を望むモダンな茶室でひとやすみ
「美流おひさまの里」から県道31号を経由し、次なるお店へ。黄昏時には夕日の絶景を愉しめる『淡路サンセットライン』を走り、江井に向かいます。
道中見つけた小さな看板に導かれるよう、急な坂道を登っていくと…
ふたつめの目的地、「坂道茶家つきよみ」に到着しました。
リゾートエリアから少し距離を置いた丘の上にお店を構える「坂道茶家つきよみ」。心地よい静けさの中、店主自ら全国の生産地に足を運び厳選した、こだわりの銘茶をご堪能いただけます。
「坂道茶家つきよみ」のコンセプトは“間awaiの場”。“あわい”とは、物と物との間、異なる要素が重なる部分の事。建築では室内と室外をつなぐ縁側がそれにあたり、“仲間ならば入れる空間”という意味を示しています。
石造りのモダンな建物の中には、ゆっくり会話を愉しめるテーブル席や、一人でも利用しやすいカウンター席等を完備。
この日はあいにくのお天気でしたが、晴天の日は瀬戸内海に面した窓から海景が広がり、船に乗っている気分を愉しめるのだとか。
店内では淹れたてのお茶の香りが鼻腔をくすぐり、縁側でお茶を嗜むような心地よいひとときを演出してくれます。
晴れた日はぜひ、店外に設けられたテラス席へ。青空と大海原を一望できる特等席で過ごす時間は、また格別です。テラス席であればペット同伴OKなので、ワンちゃんとのご旅行の際、寄り道してみてはいかがでしょうか。
日本茶の魅力を伝えるために。店主の情熱から生まれた、淡路島初の日本茶カフェ
「坂道茶家つきよみ」がオープンしたのは、2024年の2月。店主がお店を始めようと思ったきっかけには、とある“気づき”がありました。
「淡路島にはコーヒーショップが数多くあるのですが、今まで日本茶を愉しめる専門店がありませんでした。『無いなら作ればよい、日本茶のおいしさを淡路島から発信したい』という強い思いが、このお店のオープンに繋がりました」。
その言葉通り、「坂道茶家つきよみ」にはバラエティ豊富なお茶メニューがずらり。お茶本来の芳香や味わいをダイレクトに愉しめる急須仕立ての煎茶やほうじ茶、香り高い貴重な和紅茶、爽やかな後味がクセになる煎茶スパークリングなど、王道から変わり種まで幅広くご用意しています。
カウンターには素材もサイズも様々な茶器や急須が一堂に。カウンター奥にはなんと茶釜がセットされており、茶葉に適した温度のお湯を随時沸かすことができます。
今回私がいただいたのは、抹茶ラテのお茶菓子セット。ドリンクのベースとなるお抹茶は、注文を受けてから一杯ずつ茶筅で立てていきます。牛乳は島内で選ばれた酪農家5軒だけの生乳を使用した「匠 淡路島牛乳」を使用。集乳から24時間以内に製造される非常にフレッシュな牛乳で、コク深く濃厚な味わいが魅力です。
ホットを注文すると、本格的な茶器で提供いただけるのも嬉しい所。抹茶のほろ苦さとホットミルクのクリーミーな甘さ絶妙にマッチし、非常に飲みやすい仕上がりとなっています。
二層のグラデーションが美しいこちらのドリンクは、煎茶ラテ。芳醇な抹茶ラテに比べすっきりとした味わいで、アイスラテにぴったり。煎茶ならではのみずみずしい香りに、心から癒されます。
お茶菓子にセレクトしたのは、こちらのデーツショコラ。
デーツとは、中近東諸国でよく食べられているナツメヤシの実をドライフルーツにしたもの。栄養価が高くネットリとした甘みがあり、古代エジプトの女王・クレオパトラが愛したドライフルーツとも言われています。
デーツをコーディングしているチョコは、淡路島でローチョコレート工房を営む「アスナショコラ」の自信作。イラン産無農薬デーツをピュアカカオチョコでくるみ、さらにその上から奈良で自然茶作りを営む「悠三堂」の抹茶やほうじ茶をまぶしています。
甘みがギュッと凝縮されたデーツショコラと、マイルドなラテとの相性は抜群。2粒ながら食べ応えがあり、小腹を満たしたいティータイムに最適です。
お茶菓子はデーツショコラの他、パウンドケーキやシフォンケーキといった焼菓子もスタンバイ。美しい景色や新たな銘茶との出会いを愉しみに、何度でも訪れたくなる名店です。
◆坂道茶家つきよみ
住所:〒656-1531 兵庫県淡路市江井2103-4
電話番号:090-3537-9842
営業時間:月・火・土・日|11:00~16:00、金|13:00~16:00
定休日:水・木
公式Instagram:https://www.instagram.com/__.tsukiyomi
GFC淡路島グランデシアを拠点に、あなただけの隠れ家カフェを探して
特別な時間を過ごせるお気に入りのカフェは、いくつあっても嬉しいもの。淡路島でとっておきの寛ぎの場を見つけるのも、旅行の醍醐味と言えるでしょう。
GFC淡路島グランデシア 全景
そんな時、旅の拠点にしていただきたいのが「GFC淡路島グランデシア」です。
GFC淡路島グランデシア 「灯 -AKARI」
総面積48,000㎡、波穏やかな瀬戸内海と神秘的な夕日を一望できる最高のロケーションに、独創的な“木のリゾート”を展開。世界的建築家・隈研吾氏が設計デザインを手がけた『ウッドヴィラ』をはじめ、全邸源泉かけ流しの『夕日ヶ浜温泉』を愉しめる戸建てヴィラやモバイルハウスをご用意しており、一部のお部屋ではワンちゃんと一緒にお泊りができます。
GFC淡路島グランデシア レストラン「de CLASS」
施設内には“椚座牛(くぬぎざぎゅう)”や旬の魚介など、地元の食材を使ったイタリアンコースやBBQを愉しめる会員様専用レストラン、ワンちゃんと一緒にのびのび過ごせるドッグラン&ペット温泉を完備。現在は第2期プロジェクトとなる『メインエリア』の開発も進み、さらなるリゾート空間の創造を目指しています。
GFC越前パラデシア
GFCは淡路島の他にも奥琵琶湖や湯の山など、近畿・東海・北陸エリアを拠点にリゾート施設を展開。一度のご入会ですべての施設を利用できる上に、ご希望があればご家族に権利をお譲りいただくことも可能です。
GFCのリゾートに興味をお持ちの方は、以下よりお気軽にお問い合わせください。無料で資料をお送りいたします。
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