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越前パラデシア周辺情報

「福井初」の美味はここにある!足羽山の穴場グルメスポット

春は桜、初夏はアジサイと、福井屈指の花の名所として知られる「足羽山(あすわやま)」。実は近年、福井にゆかりのある名店が、足羽山に新たなグルメスポットを展開していることをご存じでしょうか。

今回は『ミシュランガイド京都・大阪』で16年連続三ツ星を獲得している料亭「菊乃井」が手掛ける和風カフェ「無碍山房」と、福井の老舗和菓子店「森八大名閣」がプロデュースするビーン・トゥ・バーチョコレート専門店「山奥チョコレート 日和」をご紹介。

確かな技術に裏打ちされたハイクオリティな料理やスイーツをカジュアルに愉しむ、贅沢なひとときをお届けします。

 

無碍山房|京都の老舗料亭の手仕事が光る特製御膳

 

笏谷(しゃっこつ)石の敷石や織部焼の床など随所まで注目したい店構え

福井市中心部から足羽山へと続く登山道として拓かれた愛宕坂。全長165m・全145段もの階段を上った先に、今回ご紹介する「無碍山房(むげさんぼう)」があります。

洗練された木造建築の佇まいが、思わず目を惹くこちらのお店。手掛けてるのは1912年(大正元年)創業、京都で和食の真髄を極め『ミシュランガイド京都・大阪』にて16年連続三ツ星獲得という偉業を成し遂げた、京料理・懐石料理の名店「菊乃井」です。

「長く愛されてきた『菊乃井』の味を、もっと気軽に愉しんでほしい」。そんな思いから生まれた和風カフェ「無碍山房」は、現在京都に2店舗、沖縄・石垣島に1店舗、そして日本海側初となる福井に1店舗のお店を構えています。

福井への出店を決めたきっかけは、「菊乃井」の創業者が福井県若狭町の出身である事から。「『菊乃井』のルーツである福井の地で、地元の食の振興に携わりたい」と、「無碍山房 福井」では地場の食材をふんだんに使ったお料理を提供されています。

足羽山の麓、福井市内を一望できる一等地に建てられたお店は、格調高い造りながら、どこか肩の力を抜いて愉しめるような雰囲気が漂います。

入口を飾る敷石に用いられているのは、足羽山周辺で採れる銘石・笏谷(しゃっこつ)石。“越前青石”とも呼ばれる深みのある色合いが、これから訪れる優雅な時間を彷彿とさせます。

店内の設えやインテリアにも、独自のおもてなし要素を取り入れているのが「菊乃井」流。例えば、扉を開けてすぐに目を奪われる艶やかな床を構成しているのは、陶芸家・廣野俊彦氏が手がける織部焼のタイル。シックな色味が、アンティークのテーブルセットや杉材のカウンターと見事に調和しています。

お席はゆったり寛げるテーブル席と、お一人様にも嬉しいカウンター席がスタンバイ。

屋外には週末限定で開放されるテラス席もあり、晴れた日は福井の美しい街並みを眼下に見ることができます。


レジ横には特製ふりかけや簡単麺セット、レトルトカレーなど、ご自宅で満喫できる「菊乃井」の味をご用意。昆布と荒本節の旨みを堪能できる「菊乃井」自慢のだしパックもこちらで購入できるので、ご自宅で本格的な和食に挑戦することもできますよ。

 

福井の滋味を心ゆくまで。絶景と共に味わう『足羽山点心』

ひとしきり店内を堪能した後は、お待ちかねのお食事タイム。今回は「無碍山房」イチオシの『足羽山点心』(3,300円)をいただきます。

『足羽山点心』は、季節のお野菜を中心とした口取り、温物とごはんがついた、「無碍山房」ならではの特別セット。素材の良さを生かしながら繊細な味わいに仕上げる料理人の匠の技を、気軽にお愉しみいただけます。

一品めの口取りは、足羽山を思わせる形の漆塗りの器でご提供。期待に胸を膨らませながら、ふたを開けると…。

まるで玉手箱!色とりどりのお料理がバランスよく盛り付けられ、思わずときめいてしまいます。

この日のラインアップは、以下の通り。

・鴨ロース
・サバの梅煮
・辛子麩(からしふ)
・ごぼう入り鶏そぼろ
・出汁巻き
・野菜の炊き合わせ
・えび
・ミョウガの甘酢漬け

見た目を華やかにすると共に、味が染みこみやすくなるよう飾り包丁を施した炊き合わせのお野菜や、ほんのりショウガの風味をきかせた鶏そぼろなど、どのお料理も料理人のひと手間が感じられるものばかり。

中でも気になったお料理が、ひょうたん型の小鉢に盛り付けられた“辛子麩(からしふ)”。弾力のある麩ときゅうりを和辛子やお酢で和えて作る、精進料理由来の福井の郷土料理です。

味つけの要となるのが、福井産のからし種で作られた“地からし”。鼻の奥にツンと来る刺激的な辛みとスッと抜ける後味が、なんともクセになる一品です。

続いて運ばれてきた椀物は、口当たり滑らかなホタテの茶わん蒸し。京料理の老舗ならではのお出汁の上品なこと!黄金色に輝く合わせ出汁の深い味わいが、ホタテの旨みや卵の甘みを存分に引き立ててくれます。

最後にいただいたのは、炊き込みご飯とお味噌汁。ごはんには季節の食材がふんだんに盛り込まれており、この日は大粒でみずみずしいとうもろこし。甘さ弾けるとうもろこしにバターの塩気、ブラックペッパーの辛みがマッチし、食事の終盤ながら、お箸が止まらなくなってしまいました。

お味噌汁の実は、なんと“よもぎ麩”!よもぎの香りとほろ苦さが、意外にもお味噌汁と好相性。トロッとやわらかな食感もクセになります。

『足羽山点心』では季節ごとに旬の食材を選び抜き、五感で味わう料理へと昇華されています。春は満開の桜と共に、冬は一面の雪景色を愛でながら、四季折々の美味を愉しんでみませんか?

 

芸術的な盛り付けに眼福!京都のお茶文化を堪能できる抹茶パフェ

「無碍山房」でもうひとつ、ぜひ味わっていただきたいのがスイーツ。わらび粉のみで作るできたてのわらび餅やフルーツたっぷりのかき氷など気になるものは多々ありますが、今回セレクトしたのは「無碍山房」名物の『濃い抹茶パフェ』。最高級の宇治抹茶を贅沢に使った、食べ応え満点の一品です。

深みのある緑色が美しい抹茶アイスには、点てる抹茶の4倍の量の抹茶を使用。馥郁とした香り、マイルドな苦み共にトップクラスで、宇治抹茶本来の実力をご堪能いただけます。

ふわふわの自家製カステラやコクのある粒あん、もちもちの白玉もぎっしりと入っており、素材はシンプルながら洗練された仕上がりとなっています。

パフェのお供には、ポットで淹れる温かな“香茶”がおすすめ。白桃のフルーティーな香りを煎茶にまとわせた『白桃煎茶』は、カップにお茶を注ぐだけで、湯気と共に華やかな香りがふんわり。煎茶ベースなので後味もさっぱり爽やかで、食後にふさわしい一杯です。

他にもオーガニックペパーミントや白ブドウをブレンドしたフレーバーもございますので、ぜひお気に入りの一杯を見つけてみてくださいね。

◆無碍山房 福井
住所:〒918-8007 福井県福井市足羽1丁目8-16
電話番号:0776-43-3306
営業時間:11:30~18:00(L.O.17:00)
定休日:毎週月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
公式Instagram:https://www.instagram.com/muge_fukui/

 

山奥チョコレート 日和|豆選びからこだわり抜く、福井初のビーン・トゥ・バー・チョコレート専門店

 

チョコの甘い香りに包まれた至福の空間でティータイム

足羽山山頂から程近く。緑に囲まれた空間に、森の隠れ家のようにひっそりと佇むこちらのお店は「山奥チョコレート 日和」福井県で初となるビーン・トゥ・バー・チョコレートの専門店です。

お店を手がけるのは、福井を代表する老舗和菓子店「森八大名閣」。昭和8年の創業以来「地域の方々の誇りとなれる菓子店」を目指し、地元の素材や文化、風習を大切にしたお菓子作りを行われています。

ビーン・トゥ・バー・チョコレートとは、カカオ豆の選定から加工、ラッピングまで一貫して行うチョコレートの製法の事。「山奥チョコレート 日和」ではオーナー自ら産地へ赴き、カカオ豆の品質を見極めたうえで仕入れを行っています。「可能な限り自分たちの手でゼロから丁寧に」をコンセプトに、カカオ豆はブレンドせず自社の焙煎機でロースト。産地別に豆の特性を考えながら、焙煎時間や温度を細かく調節されています。


※写真はイメージです

添加物不使用・カカオ豆ときび砂糖のみで作られたチョコレートは、「カカオ本来の風味やおいしさを満喫できる」と県内外を問わず人気を博しているのだとか。

「山奥チョコレート日和」では、チョコの購入はもちろん、自慢のチョコを使ったスイーツを愉しめるのが魅力。広々とした店内には和モダンなテーブル席の他、お子様連れの方でものびのび過ごせる純和風のお座敷、素敵なお庭を眺めて寛げるテラス席があります。

レジの周りには、産地別に味わいもパッケージデザインも異なる5種類の『ヒヨリタブレット』や、プチギフトにぴったりな焼菓子がずらり。濃厚なガナッシュをたっぷり挟んだ『生チョコサンド』、ガトーショコラの火入れを極限まで抑えクリーミーな口どけに仕上げた『やわらか焼きショコラ』など、魅惑的なスイーツの数々に、早くも虜になってしまいます。

スーパーフードとして近年注目を浴びている『カカオニブ』、パンやフルーツに塗るだけでなくホットチョコレートとしても愉しめる『チョコレートディップ』など珍しいラインアップも揃っているので、チョコ好きの方はぜひ注目してみてくださいね。

 

不思議なくちどけに驚き!味変も愉しい生チョコパンケーキ

注文を済ませ、日差しが心地良いテラス席で待つこと5分。「お待たせしました」との言葉と共に「山奥チョコレート 日和」人気No.1のスイーツが運ばれてきました。

圧巻のボリュームを誇るこちらのスイーツは、『hiyori’s生パンケーキ』。本格的なチョコのおいしさをストレートに味わえる“レギュラー”と、旬のフルーツやイベント(クリスマス、バレンタインなど)ごとのデコレーションを施した“季節のパンケーキ”を常時ご用意。今回は定番のレギュラーをチョイスしました。

一見するとフワフワの生地ですが、口にすると思いがけない衝撃が…。なんと舌に触れた瞬間、まるで雪のようにシュワッと消えていくのです!甘さ控えめながら、カカオの豊潤な香りが口いっぱいに広がるため、満足度が非常に高い仕上がり。大きく見えた一枚目が、あっという間になくなります。

2枚目は、付属のチョコソースをたっぷりとかけて。濃厚なチョコソースが染みこんだパンケーキは、1枚目とはうってかわって、しっとりなめらかな食感に。噛むたびにカカオの風味が高まり、食べ終わるのが惜しくなってしまうほど。「2枚も食べられるか不安」「お試しで食べてみたい」と言うお客様のために、ハーフサイズのご用意もありますよ。

「山奥チョコレート 日和」はテイクアウトメニューやドリンクも豊富。夕焼け色がきれいな『フレンチソーダ』は、すっきりとした甘みのブラッドオレンジと、清涼感あふれるエルダーフラワーをご用意。レモンやライムの酸味が、チョコスイーツで甘くなったお口をリセットしてくれます。

他にも夏に嬉しいチョコフラッペ『ショコランジェ』や、カカオの風味をダイレクトに感じる『ホットチョコレート』など、チョコレート専門店ならではのドリンクも充実しています。

カフェでゆっくり味わって、テイクアウトでカジュアルに。「山奥チョコレート 日和」で、ビーン・トゥ・バー・チョコレートのおいしさを満喫してくださいね。

◆山奥チョコレート 日和
住所:〒918-8009 福井県福井市山奥町58-85-1
電話番号:0776-25-0108
営業時間:10:00~17:00
定休日:毎週月・火曜日
公式サイト:https://hiyori-morihachi.jp/
公式Instagram:https://www.instagram.com/hiyori_morihachi/

 

「GFC越前パラデシア」を拠点に、足羽山の絶品グルメ探訪へ

福井市内からアクセスが良く、四季折々の自然の絶景を愉しめる「足羽山」。地元の方々はもちろん、観光客にも長く愛されるこの地は、知る人ぞ知るグルメスポットとして再び注目を集めています。

おいしいお料理やスイーツを堪能した後は、季節の花々を観賞したり、古墳や博物館など歴史巡りに赴いたりと、多彩な観光スタイルを愉しめる点も魅力的。さらに「足羽山」にはフィールドアスレチックやミニ動物園もあるので、お子様連れのお客様も充実した時間をお過ごしいただけますよ。

「足羽山」の他にも、福井県内には何度も訪れたくなる観光名所が満載。都度宿泊先を探すのも良いですが、気軽に利用できる旅の拠点があると、安心して観光を愉しむことができます。


GFC越前パラデシア|ルーバーハウス

福井・越前海岸にある「GFC越前パラデシア」は、日本海を一望できる抜群のロケーションに築かれた完全会員制のリゾート施設。バリや北欧を思わせる異国情緒あふれるヴィラをはじめ、木の温もりが心地良いログハウス、全室オーシャンビューのホテルなど、多彩な部屋タイプをご用意しております。


GFC越前パラデシア|レストランParado

会員様専用レストラン「Parado(パラド)」では、ラグジュアリーな空間で紺碧の海を眺めながら、美と健康にうれしい地産地消のフレンチに舌鼓。旅の疲れを癒す天然温泉露天風呂バリニーズ・エステ(要予約)もご用意しております。さらに、一部のお部屋ではペットとのご宿泊もOK。庭付きのお部屋やドッグランも完備し、愛するご家族と共に憩いのひとときをお過ごしいただけます。


GFC淡路島グランデシア|ウッドヴィラ

完全会員制リゾートGFCでは越前の他、淡路島・湯の山・奥琵琶湖など、近畿・東海・北陸エリアに絶景を堪能できるリゾート施設を展開。一度のご入会ですべての施設を利用できる上に、ご希望があればご家族にも権利をお譲りいただけます。

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