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奥琵琶湖レイクシア周辺情報

ご当地料理から最新スイーツまで!滋賀・木之本の絶品グルメに舌鼓

旅行の醍醐味と言えば、旅先で味わえる料理やスイーツ。ご当地の食材が使われていたり、地元愛あふれるシェフやパティシエがお店を展開されていると、より味わい深い時間を満喫できますね。

今回は、古くから宿場町として栄えてきた一大観光地・木之本宿周辺のグルメスポットをご紹介。散策やドライブを愉しみながら、美味なるひとときをお過ごしください。

 

【みちくさ】焼鯖そうめん御膳

 

長浜&木之本の事ならおまかせ!名物女将のおもてなし

「木之本地蔵院」を起点に、昔ながらの木造建築が建ち並ぶ「木之本宿」を歩いていくと、さりげなく掲げられている緑色の看板を発見。

「営業中」と書かれた赤提灯と縄のれんが印象的なこちらの店が、一軒目にご紹介する「お食事・お酒処 みちくさ」です。

「いらっしゃいませ!奥のお席にどうぞ」と満面の笑みで出迎えてくれたのは、「みちくさ」の女将さん。昼夜営業されているお店を一人で切り盛りされている、明るくパワフルな女将さんです。

「当店のおすすめは、こちらの“焼鯖そうめん御膳”です。品数が豊富で、地元の名物を心ゆくまで愉しめます。今日は私が里山で採ってきた山菜を使った料理もございますよ」。

そうお話ししながら見せてくださったのは、立派なイタドリの葉。茎の中は空洞となっており、料理の時は新芽の部分を使われるそうです。

さらに女将さんは長浜や木之本の歴史にも造詣が深く、「木之本」の地名の由来や、「木之本地蔵院」が“目の仏様”として親しまれるようになった“身代わり蛙”の話も教えてくださいました。
◎気になるお話の内容はこちらから▼
“目の仏様”を司るパワースポット|滋賀・木之本地蔵院でご利益巡り

今回いただく郷土料理・焼鯖そうめんのお話も伺ったので、次の章にてご紹介します。

 

母が娘を思う気持ちから生まれた、旨みたっぷり焼鯖そうめん

「お待たせしました~」という朗らかな掛け声とともに運ばれてきたのは、「みちくさ」名物の焼鯖そうめん御膳。木之本の郷土料理・焼鯖そうめんをはじめ、小鉢や揚げ物、混ぜごはん、お味噌汁、お漬物がセットになった、食べ応え満点のメニューです。

御膳の中でやはり目を惹くのは、大きな鯖の切り身を豪快に乗せた焼鯖そうめん!インパクト抜群のこちらの一品には、こんな逸話があると、女将さんが教えてくれました。

その昔、米農家に嫁いだ娘を思う、一人の母親がおりました。「あの子は旦那さんのおうちで、上手くやれているかしら。一度春のごあいさつを兼ねて、地元の名物を送ろうかしら」。

娘の出身は湖北地方。その地には小浜藩領内(福井県嶺南地方)と京都を結ぶ“鯖街道”が通っており、母親は娘にとってなじみのある焼鯖を送りました。(当時は冷凍技術が発達しておらず、生魚の代わりに焼鯖が流通していました)

立派な焼鯖を受け取った義理の母親は大喜び。「親族や近所の人々が集まる田植えの時期に、この焼鯖を振舞おう」と考えました。

その話を聞いた娘がこしらえたのが、こちらの焼鯖そうめん。仕事の合間に食べやすく、栄養満点で腹持ちの良い焼鯖そうめんは、たちまち人気を集め、「なんて出来た娘さんなのかしら」と評判を呼びました。

うわさを聞きつけた他の湖北の母親も、こぞって鯖を送るようになり、田植えの時期の“五月見舞い”は、湖北の風物詩に。仕事場で振舞われた“焼鯖そうめん”は、いまでは地元の郷土料理となり、人々に親しまれるようになりました。

香ばしく焼き上げた鯖の身は、ふっくらやわらか。出汁が芯まで染みて、ごはんのお供にぴったりです。鯖の旨味が溶け込んだ煮汁をたっぷりと吸ったそうめんは、美しい黄金色で、ほんのりあたたか。つるんとのど越しが良く、ご年配の方やお子様でも食べやすい点が魅力です。

小鉢は煮豆、ふきと薄揚げの煮物、〆さば、そして滋賀県名物の“なれ寿司”。なれ寿司は酸味や発酵臭がまろやかで食べやすく、箸休めにぴったりです。

揚げ物のお皿にはチキンカツ、イタドリとワカサギの天ぷらがスタンバイ。サクサクの衣に包まれた鶏の旨みやイタドリのほろ苦さがたまりません!

季節のごはんは、山菜の混ぜごはん。湖北の名水に育まれた余呉のお米(こちらも自家製)をふっくら炊き上げ、女将さんが採ってこられたワラビや野菜を混ぜ込んでいます。炊き込みごはんよりあっさりと食べられるので、焼鯖そうめんとの相性が良く、山菜の風味や食感がクセになる一品です。

おかずや混ぜごはんの内容は都度変わるので、何度でも訪れたくなる名店「みちくさ」。物知りでお話上手な女将さんとの会話を愉しみながら、愛情たっぷりの郷土料理をご堪能ください。

 

【La lune(ラリュンヌ)】いちごのタルトと自家製レモネード

 

2025年4月にオープン!乙女心をくすぐる洋館風カフェ

木之本から琵琶湖方面へ、国道303号線を車で走ること約5分。ピンクの外観が愛らしいこちらのお店は、「パティスリー&カフェ La lune(ラ リュンヌ)」

ボリューム満点のハンバーガーや日替わりケーキが人気で、なんと2025年4月18日にオープンしたばかりなのだとか!取材日当日は平日にもかかわらず、駐車場は満車。店内もたくさんのお客様で賑わっていました。

入口横には待合室がありますので、お店が混雑しているときでも安心。扉の前に設けられた棚には、贈り物に喜ばれそうなクッキー缶や焼菓子、手作りジャムなどが並んでおり、お土産選びにも最適です。

店名である「La lune」は、フランス語で“月”の事。お店ではその名にちなみ、箔工芸作家 兼 ルナ・アーティストとして活躍する裕人礫翔(ひろとらくしょう)の作品が随所に展示されています。

箔伝統工芸士として神社仏閣の屏風や襖絵など文化財の復元に携わる傍ら、箔アーティストとしてニューヨークやパリ、ロンドンなど世界各地で作品を発表する裕人氏の作品は、まさに唯一無二。淡くカラフルな色遣いに金箔の彩りを添えた幻想的な作風が、お店の雰囲気に見事に調和します。

温かみのあるトーンで統一された店内には、モダンなインテリアをセッティング。まるで絵本に出てくる洋館に迷い込んだかのような非日常的な空間で、ランチやティータイムをお愉しみいただけます。

 

季節の果実をふんだんに。食べるのは惜しくなる、アートのような特製ケーキ

お店の探索を満喫した所で、今回の主役であるケーキセットとご対面。真っ白なお皿をキャンバス代わりに、目にも鮮やかなケーキが運ばれてきました。

オーダーしたのは、艶やかないちごがいくつも乗った『いちごのタルト』。地元の農園で採れた新鮮ないちごを贅沢に使った一品です。

甘酸っぱいいちごと軽やかな甘さの生クリーム、濃厚なカスタードクリームのハーモニーが絶妙!タルト生地の香ばしさも相まって、口いっぱいに幸福感が広がります。

ケーキのお供にセレクトしたのは、爽やかな味わいのレモネード。丁寧に煮込んだ自家製レモンシロップをベースに作られたお店自慢の一杯を、アイスでいただきました。

飲み始めはレモンの強い酸味に驚きつつも、後味すっきり。柑橘特有の清々しい香りが鼻に抜け、リフレッシュできます。

シロップが解けてくると次第に甘みが広がり、マイルドな酸味に。程良い清涼感が、甘いスイーツともよく合いますよ。

「La lune」ではケーキの他にも、フルーツをふんだんにトッピングした、ふわとろ食感のフレンチトーストもご用意。香り高いフレンチプレスコーヒーや紅茶、ナチュラルなハーブティーなど、ドリンクメニューも充実しています。

洋館風のおしゃれな雰囲気を愉しみながら、物語の主人公になった気分で、お茶の時間を満喫してみませんか?

 

GFC奥琵琶湖レイクシアを拠点に、木之本観光とおいしい寄り道を

風情ある街並みが続く木之本宿周辺には、長年観光地を支える名店から、若者にも愛される新鋭カフェまで、個性豊かなグルメスポットが揃い踏み。さらに現在では、昔ながらの建物をリノベーションしたお店ができるなど、「町全体で観光地を盛り上げていこう」という気風が高まっています。

GFC奥琵琶湖レイクシアを拠点に、木之本の新旧グルメを愉しんでみませんか?


GFC奥琵琶湖レイクシア サウナヤード

GFCは奥琵琶湖や淡路島、越前、湯の山など、近畿・東海・北陸エリアに施設を展開する完全会員制のリゾートクラブ。中でも「GFC奥琵琶湖レイクシア」は、新エリア『the FOREST』の開発が進行中。その先駆けとして、緑豊かな森の中でバレルサウナやヨガを愉しむ『アクティビティエリア』がオープンしています。


GFC淡路島グランデシア 「灯 -AKARI」

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