昭和の雰囲気を今に残す滋賀のレトロな喫茶店「望雁」のカレーライスとコーヒー
滋賀県高島市にある喫茶店「望雁（モーガン）」。
今時珍しい無人駅の「JR湖西線 近江中庄駅」から歩いて7分のところにあるレトロな雰囲気のお店です。GFC奥琵琶湖レイクシアからは車で15分。
今回はそんな落ち着いた昭和レトロな喫茶店「望雁（モーガン）」を取材してきました。
目次
黄色い車に山小屋のような独特な雰囲気の外観が特徴的な「望雁（モーガン）」
滋賀県の有名観光地「メタセコイア並木」から車で7分、琵琶湖の湖岸にほど近い場所にあります。
店前の看板前に置かれているレトロな黄色い車が目印です。
大通りの県道303号道路からは琵琶湖側の住宅地に入ったところにあるので、普段は目立ちませんが、一度目にすれば忘れることのない山小屋のような外観をしているのがとても特徴的です。
外観だけで街中で見かけるようなカジュアルな雰囲気ではなく、一風変わったお店であることが伺えますね。
お店の入り口も営業中の看板を目にしていなければ、入るのを戸惑わせますね。右手にはたくさんの薪が置かれています。
店内は昭和をそのまま切り取ったようなレトロな雰囲気
暖色灯のライトとレンガ調の壁、お店の中央には暖炉、年季の入った革のソファー席（5席ほど）と昭和レトロ「調」ではなく昭和の雰囲気そのものを切り取ったような店内です。
※写真のカウンター席前に立つ男性は喫茶店「望雁（モーガン）」のご主人。店内には奥様もいらっしゃいます。
それもそのはず。喫茶店「望雁（モーガン）」は42年前（昭和55年ごろ）にオープンして以来、内装を変えていないとのこと。
年とともにくすんだ内装が本当の意味での年代を感じる雰囲気を自然と作り上げていますね。
店内に飾られた写真には昭和のカレンダーやお店前で撮影した昔の喫茶店「望雁（モーガン）」の写真など年代を感じさせる写真が盛りだくさん。
2017年のカレンダーですが、昭和38年の衆議院選挙時の田中角栄のポスターなんて初めて見ました。
私自身、昭和38年（1963年）を懐かしいと思える年齢ではありませんでしたが、「昭和の雰囲気とはこうだったのか」と、感慨深い気持ちになりましたね。
また車が大好きなご主人が持っているお店の前にある黄色い車の写真やお客様が来てくれた際の写真も飾っています。
お店と常連客の心の距離の近さも喫茶店「望雁（モーガン）」の一つの魅力かもしれませんね。
料理は自家製ビーフカレーのみ。セットはスッキリと飲みやすいブレンドコーヒーがおすすめ
提供している料理は自家製ビーフカレーのみ。具材は少し大きめの牛肉に人参、そしてトッピングには福神漬けと、とてもシンプルなもの。
味はスパイス感は強くなく、甘めで食べやすいルー。家庭的なカレーに近い味わいなので、食べやすさがありますね。
ツーリングの途中に寄って「望雁」カレーを食べるのがお決まりになっているほど、ツーリングを楽しむ方達の間では聖地のような場所となっています。
またセットで注文したコーヒーは、酸味も苦みも少ないすっきりとした飲み口で、とても飲みやすい！
私もこの飲みやすいコーヒーをいただきながら、オーナーと地元ならではの話をして、落ち着いたコーヒーブレイクを楽しむことが出来ました。
滋賀県の海津大崎の桜が有名になったきっかけ等、調べても出てこないような興味深い話が聞けますので、雑談に行くだけでも訪れる価値がありますよ。
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まとめ | 滋賀県で懐かしい昭和の雰囲気を感じたい方におすすめ
今回は滋賀県高島市にある喫茶店「望雁（モーガン）」をご紹介しました。
レトロ「調」では再現できない本物の昭和の雰囲気や、オーナーとの雑談が非常に心地よいお店です。
そんな喫茶店「望雁（モーガン）」はGFC奥琵琶湖レイクシアからは車で約15分ほどの離れた場所にあります。
オーナー夫妻がご高齢のため、お昼過ぎにはお店を締めてしまう事が多々あるそうなので、モーニングとして訪れる事をおすすめします。
またカレーを多く用意していないそうなので、大人数で利用される場合は、事前に連絡しておくことをおすすめします。
ぜひGFC奥琵琶湖レイクシアを利用される際には、喫茶店「望雁（モーガン）」で昭和の雰囲気を感じてみてはいかがでしょうか。
コーヒーとカレーの店 望雁（モーガン）
住所：滋賀県高島市マキノ町中庄28-22
電話：0740-27-1569
定休日：不定休
駐車場：あり
